こんにちはToma(TomoSakura010)です。
皆さんはゲームはよくやりますか?
僕は普段からゲームをよくやるのですが(最近はFF7Rやりました!)、様々な要素で構成されたゲーム作品の中でも音楽はとても重要な要素だと思っています。
ゲーム音楽の作曲家オススメ8選
ゲームの世界を彩るBGMは直接脳に届き、プレイヤーのゲーム体験をさらに上のステージにアップさせるために必須の要素です。
演出としての音楽によってプレイヤーは感情が揺さぶられ、より深くゲームの世界観に没入することができるのではないでしょうか。
今回はそんなゲームの中で使われてる音楽を作っている素晴らしい作曲家の方々を紹介したいと思います。
普段音楽をよく聞き作曲活動も行なっていてゲームが好きな僕のオススメですので是非一聴していただきたいと思います。
植松伸夫
言わずと知れたゲーム音楽の巨匠です。
植松 伸夫(うえまつ のぶお、1959年3月21日 - )は、日本の作曲家。高知県高知市出身。株式会社DOG EAR RECORDS、有限会社SMILEPLEASE代表。
愛称はノビヨ(公式)。姪が幼少の頃「ノブオ」の「ブ」と「オ」が発音しきれず、「ノビヨ」と呼ばれていたことに由来する。
『ファイナルファンタジーシリーズ』の音楽における生みの親である。
Wikipediaより引用
Final Fantasyシリーズの作曲を数多く手掛けており、ゲーム業界では有名な名曲を数多く作曲しています。
ゲーム音楽といえば植松さんという人もいるくらい超有名で、ゲーム好きならだれでも植松さんの曲を聴いたことがあると思います。
「プレリュード」や「ビッグブリッヂの死闘」「ザナルカンドにて」など有名ですね。
最近リメイク作品が発売されたFinal Fantasy7の楽曲も手掛けています。
FF7では「闘う者たち」「片翼の天使」「J-E-N-O-V-A」などが名曲ですね。
様々なゲーム作品を長く手掛けていた方なので、曲の幅がとても広いです。
クラシカルなものからハードロックなもの、EDMっぽいものまで幅広い世界観の曲を発表していますね。
「THE BLACK MAGES」というバンドを組み、ゲーム音楽のライブを開催したりと演奏活動にも積極的な印象です。
今現在はスクウェア・エニックスを退社された後に作った自社レーベル「dogearrecords」で作曲の仕事をされています。
一時期体調不良で休養していた時期もあるのですが、今現在はまた元気に活動されているようです。
浜渦正志
最近活躍がめざましく、どんどん知名度をあげている作曲家が浜渦正志さんです。
コード(和音の響き)を特に意識して曲作りをしているようで、彼独特の世界観の楽曲の秘密がそこに隠されています。
浜渦 正志(はまうず まさし、1971年9月20日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、映像作家、デザイナー、フォトグラファー、DTPデザイナー、脚本家。ドイツ・ミュンヘン出身。IMERUATのメンバー。元スクウェア・エニックス所属。
Wikipediaより引用
浜渦さんの曲で有名なのがFinal FantasyXIIIの「閃光」や「誓い」 ですね。
始めて浜渦さんの曲を聴いたのがFinal FantasyXIIIだったのですが、その楽曲のクオリティーの高さに一気に惹きつけられました。
特に上記の二曲に加えて、FFXIIIでは「ブレイズエッジ」「決戦」「ライトニングのテーマ」「ドレッドノート大爆進」がイチオシですね。
最近ではFinal Fantasy7リメイクの作曲も植松伸夫さんや鈴木光人さんとともに作曲されており、往年のFF7の名曲を絶妙にアレンジされてます。
特にティファとエアリスのドン・コルネオ邸宅での曲がオススメです。
桜庭統
桜庭 統(さくらば もとい、1965年8月5日 - )は、日本の男性作曲家、キーボード奏者。秋田県出身。
Wikipediaより引用
僕が高校の時からずっと好きなゲーム作曲家です。
スターオーシャン、テイルズ、ヴァルキリープロファイルシリーズ等を筆頭に、数多くのゲーム音楽を手がけています。
彼の特徴といえばやはりバトルBGM。
メロディとノリがよく、ついつい口ずさんでしまいますね。
その中でも個人的に最も好きな戦闘BGMは、バテンカイトス2の「The valedictory elegy」やトラスティベルショパンの夢の「Leap the precipice」ですね。
この曲が流れながらする戦闘は毎回鳥肌ものでした。
「I bet my belief 」や「心の輝石」もオススメの名曲です。
また彼はプログレッシブな曲調の楽曲を多く手掛けています。
ころころと変わる変拍子の曲調やさりげない転調などが曲中に散りばめられています。
5/8拍子は彼のトレンドとなるほど多用されており、そういったものが他の誰にもない個性を生み出しているのだと思います。
その他にも、壮大なオーケストラ楽曲や、綺麗なピアノ旋律までジャンルの幅が広いことも言うまでもありません。
これまで多くの桜庭サウンドを聴いてきたこともあり、自分の作曲する楽曲でも参考にした楽曲が多かったりします。
下村陽子
次は下村陽子さんです。
ゲームの音楽家では珍しい女性ですね。
下村 陽子(しもむら ようこ、1967年10月19日 - )は日本の作曲家、編曲家。兵庫県生まれ。大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒業。
主にゲームミュージックの作曲活動で知られている。担当作品に『ストリートファイターII』、『スーパーマリオRPG』『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『キングダム ハーツ シリーズ』、『ファイナルファンタジーXV』など。
Wikipediaより引用
下村陽子さんは生粋の関西人で、関西生まれの関西育ち。
大学卒業後はカプコンに入社後、スクウェア・エニックスに転職、「聖剣伝説」や「キングダムハーツ」シリーズの作曲をメインにキャリアを積んでこられた方です。
「Dearly Beloved」は誰しもが一度は聴いたことがある名曲ではないでしょうか。
最近では「Final FantasyXV」の作曲も全篇手掛けており、知名度がじわじわ上がっている名ゲーム音楽家です。
本人は幼少期のころからピアノに慣れ親しんでいたようで、実際にFF15のコンサートでもピアノを演奏されていました。
とても力強い演奏力ですね。
西木康智
西木さんは若手の作曲家の方で、最近発売されたゲーム作品「オクトパストラベラー」の作曲をされている方です。
あまり名前を知らなかった方なのですが、「オクトパストラベラー」のBGMが非常にクオリティーが高くよく聴くようになって西木さんの事を知りました。
もともとは東京音楽大学卒業後KONAMIで働かれていたらしく、現在はフリーランスの作曲家として活躍されています。
「オクトパストラベラー」ではクラシックなイメージでゲームの世界観をひきたてる、奥行きがありストーリーを感じられるオーケストラ曲を作られています。
聴いたことがない人は是非聴いてみてください。
ファンタジックな曲が好きな方にはハマると思います。
光田康典
光田 康典(みつだ やすのり、1972年1月21日 - )は、山口県熊毛郡熊毛町(のちの周南市)出身の作曲家、編曲家。ゲームミュージック、アニメ、テレビの音楽を主として活動する。
Wikipediaより引用
クロノトリガー、クロノクロスシリーズで知っている人も多いのではないでしょうか。
特にクロノクロスのop曲にやられてしまった人は多いのではないでしょうか。
その他ゼノサーガやゼノブレイドシリーズなどの楽曲もおすすめです。
当時、大学時代に桜庭統さんの作った楽曲をfm音源で作成する仕事を経験し、その後はスクウェアに入社、植松伸夫さんとも一緒に仕事をしていました。
クロノトリガー以降は数々の名作を残して作曲家としての名声を上げています。
また近年の活躍も目覚ましく年々クオリティやスキルアップをする作曲家であると感じています。
ゲーム以外でも最近ではアニメ版イナズマイレブンのサントラなどはかなりクオリティが高く、何回もサントラを聴き込みました。
今後も益々期待する作曲家ですね。
岡部啓一
次は岡部啓一さんです。
岡部 啓一(おかべ けいいち、1969年5月26日 - )は、日本の作曲家、編曲家。兵庫県神戸市出身。有限会社MONACA代表取締役。
Wikipediaより引用
岡部啓一さんはアニメやゲームの作曲をされている作曲家兼プロデューサーです。
自身の会社である有限会社MONACAにて様々な作品の作曲を行っています。
有名なのは「ニーアレプリカント/ニーアゲシュタルト」や「ドラッグオンドラグーン3」の BGM ですね。
個人的には「ニーアレプリカント/ニーアゲシュタルト」の音楽がとても好きで、
「カイネ/救済」「夏ノ雪」「エミール」などの楽曲は物悲しくも切なくて重厚な世界観を絶妙に表現していて、聴いているだけで切なくなること請け合いの超名曲です。
曲中にボイスを取り入れることが多いのも特徴で、最近では「ニーアオートマタ」の作曲をされていて、こちらも非常に評価が高いです。
鍵盤主体のシンプルな楽曲や悲しげな音楽に怪しげなボイスを取り入れたり、EDMっぽい雰囲気の曲も作っていたりと、ストレートな表現やトリッキーな表現も使い分けている印象ですね。
「ニーアレプリカント/ニーアゲシュタルト」や「ドラッグオンドラグーン」のプロデューサーのヨコオタロウさんとは大学の先輩後輩の仲らしいです。
先輩と後輩でタッグを組んでゲーム作品を作るという珍しい試みですよね。
しかもゲーム作品も音楽自体のクオリティもとても良くさらに世界かもマッチしているといます。
「ニーアシリーズ」も「ドラッグオンドラグーン3」の音楽も超オススメなので是非聴いてみていただきたいところです。
三好智己
ここで紹介する人の中で一番の若手なのが、 三好智己さんです。
20代前半でゲーム作品の作曲を前編手がけると言うスピード出世を果たした若手の作曲家ある方なのですが、若くてもその才能には脱帽するほどクオリティの高い音楽を作られています。
代表作に「いけにえと雪のセツナ」や「ロストスフィア」があります。
「いけにえと雪のセツナ」は全編ピアノ曲で構成されているという珍しいゲーム音楽を使っているのですが、物静かな雰囲気が悲しげな世界観にマッチしてとてもオススメです。
また「ロストスフィア」は オーケストラ楽曲になっていてこちらもおすすめです。
今後に期待の逸材ですね。
まとめ
今回はゲーム音楽の作曲者でオススメの方を紹介しました。
近年ゲーム音楽はどんどん規模とクオリティーが上がっていて、実際にフルオーケストラでレコーディングされているものも増えてきました。
今回は紹介していない素晴らしい作曲者もまだたくさんいますので、いずれ紹介していく予定です。
単にゲーム業界だけの音楽ではなく、広く音楽業界に影響をもたらしているゲーム音楽の今後に注目していきたいと思います。