こんにちは。Toma(@TomoSakura010)です。
みなさんはヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレット(David Garrett)をご存じでしょうか?
日本では意外と知らない人も多いかと思いますが、 世界的に有名な天才ヴァイオリニストです。
今回はそんなデイヴィッド・ギャレットの紹介、また是非聴いてほしいおすすめ楽曲も載せています。
またおまけとして彼のオリジナル曲「Explosive」を僕が耳コピしたので、その楽曲も最後にご視聴下さい。
目次
デイヴィッド・ギャレットを知ったきっかけ
僕が彼を知ったきっかけは、音響効果の仕事柄普段から多くの楽曲を聴いていたためです。
毎日様々なアーティストの楽曲を聴く中で強烈に印象に残ったのです。
初めて聴いたアルバムは、「Explosive」というアルバム。
このアルバムで彼が他と違ったアーティストだと感じました。
クラシックと映画音楽のようなオーケストラ、そしてロックなどが融合したこれまで聴いたことがない世界観だったからです。
またアレンジなども全て手がけ、オリジナル曲もとても素晴らしい楽曲に仕上がっており、演奏だけでなく作曲、編曲能力も高いことが分かります。
このアルバムを聴いてから彼のファンになり、その後は全てのアルバムを購入しています。
生い立ち
彼は 幼い頃から天才と評された期待の逸材でした。
そんな彼の生い立ちをまとめてみました。
ドイツのアーヘンで生まれる。父親はヴァイオリン教師、母親はバレリーナ。兄と妹がいる。
先にヴァイオリンを習っていた兄のために父親が買ってきたヴァイオリンに興味を覚え、4歳の時にヴァイオリンを習い始めた。父親は熱心で厳しく、毎週末オランダへレッスンに通わせた。
翌年にコンクールに出場して優勝。
13歳でドイツ・グラモフォンと契約し、2枚のCDを録音、ドイツやオランダのテレビに出演した。
14歳の時にドイツ・グラモフォン社と専属契約を結んだ。
17歳の時に、インド独立50周年を記念する演奏会に出演し、デリーとムンバイでズービン・メータの指揮するミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と共演している。
毎日7時間は父親が付き添う厳しい指導を受け、親と離れたのはイスラエルの音楽キャンプ参加時だけであったと言うが、17歳のときに両親に内緒でジュリアード音楽学校の試験を受け合格し、ニューヨークへ移る。
2年後にはラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの指揮の下にベルリン放送交響楽団と共演し、評論家から称賛を受けた。この結果、ハノーファー万博2000に招待されて出演している。
その後はロンドン王立音楽大学に学び、21歳でBBCプロムスにも出演。2004年にはジュリアード音楽学校を卒業した。
現在はクラシカル・クロスオーヴァー路線による活動が中心となっており、グランドピアノの伴奏によるヴァイオリン・ソナタの演奏会を行なうかたわら、キーボードやギター、ドラムからなる自前のバンドを率いて編曲ものや自作のアンコール・ピースを演奏・録音している。また、メタリカのアルバムでもヴァイオリンを演奏した。
Wikipediaより引用
映画出演「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」
この映画はイタリアの天才ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの波瀾万丈の半生をデイヴィッド・ギャレットが主演および製作総指揮、そして音楽を手がけた作品になります。
また作中では、5億円と言われる名器ストラディバリウスで演奏しているようです。
僕自身もこの映画を見ましたが、あまりの演奏とパフォーマンスに圧倒されました。
自分の音楽をしっかり持っている音楽家の素晴らしさ、かっこよさをあらためて感じ、
最後までその時本当に欲しいものを手にいれることができなかった、パガニーニの儚くて美しい人生が魅力的でした。
当時のニコロ・パガニーニとデイヴィッド・ギャレット、果たしてどちらの実力が上なんでしょうね?
アルバム「愛と狂気のヴァイオリニスト」
この映画にインスパイアされて生まれたアルバムもあります。
それが「愛と狂気のヴァイオリニスト」です。
収録楽曲は以下の通りです。
- 魔王
- あなたを思い続けて featuring アンドレア・ボチェッリ
- カプリース 第24番
- 愛しい人よ featuring ニコール・シャージンガー
- ≪悪魔のトリル≫
- ソナタ 第12番
- ≪白鳥の湖≫のテーマ
- ラ・カンパネラ
- ピアノ協奏曲 第2番
- カプリース 第5番
- トルコ行進曲
- ソナタ ヘ短調 K.466 featuring スティーヴ・モーズ
- ジプシー・ダンス
- ヴェニスの謝肉祭
- カプリッチョ・タランテラ
- 子供の凱歌 <日本盤ボーナス・トラック>
色んなクラシックの名曲がデイヴィッド・ギャレットによってかっこ良いバイオリン音楽に生まれ変わっています。
普段選曲の仕事をしている僕が良く使う楽曲もあります。
14曲目の「ヴェニスの謝肉祭」という楽曲です。
劇中でも演奏シーンがありますね。
おすすめ楽曲
それではデイヴィッド・ギャレットの是非聴いてほしい楽曲をご紹介していきます。
まずは、Explosiveにも収録されている「Dangerous」という楽曲。
この楽曲はデヴィッドゲッタというアーティストのアレンジ曲です。
原曲もとてもいい曲なのですが、見事にオーケストラとヴァイオリンでアレンジされた迫力は素晴らしいです。
僕が一番聴いた曲もこの曲ですね。
次は彼のオリジナル曲でもある「Explosive」。
この曲名がアルバム名にもなっているので思い入れのある自信作なんでしょう。
オーケストラとダンスミュージックの融合した全く新しい曲ですね。
この楽曲が今回耳コピしたので、また最後にご視聴いただければ嬉しいです。
Smooth Criminal。
誰もが知っているマイケルジャクソンの楽曲ですね。
原曲よりスピードアップしかなりかっこいいアレンジに仕上がっています。
Stairway To Heaven。
この楽曲はロックレボリューションというアルバムに収録されている楽曲になります。
前半は静かに始まりますが、後半に向け盛り上がっていき、最後のヴァイオリンソロは痺れるかっこよさがあります。
Viva La Vida。
この楽曲は日本語で「美しき生命」で、コールドプレイの楽曲のアレンジになります。
曲名のように美しいヴァイオリンのハーモニーがいくつも積み重なっています。
紹介した楽曲以外にも彼の楽曲はとても良いです。
クラシック好き、オーケストラ好き、映画音楽好きなどにはたまらない曲調ではないでしょうか。
デイヴィッド・ギャレットのこれまでの楽曲がたくさん入ったアルバムも出ています。
「David Garrett - Unlimited Greatest Hits」
iTunesでも配信されていますので、まず聴くならこのアルバムからで間違いないと思いますよ。
おまけ:デイヴィッド・ギャレット「Explosive」耳コピしてみた
いかがでしたでしょうか?
今回はデイヴィッド・ギャレットの紹介でした。
それでは最後に、今回デイヴィッド・ギャレットのオリジナル曲でもある「Explosive」の耳コピをしてみましたのでご紹介します。
天才ヴァイオリニストのヴァイオリンをどう表現するかは試行錯誤でしたが、けっこうそれっぽく打ち込めたのではないでしょうか。
また今回この楽曲の耳コピで僕が習得したスキルは、サイドチェインとスネアのピッチ上昇です。
それではご視聴ください。