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僕が和風楽曲を選んだ理由

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どうもTomaです。

 

現在はテレビ局で音響効果の仕事をしつつ、趣味で作曲活動をしています。

僕は和風楽曲のコンピレーションアルバムを作っているのですが、今回はなぜ和風楽曲を制作しようと思ったかについて書いていきたいと思います。

 

 

僕が和風楽曲を選んだ理由について

僕が和風の楽曲を選んで制作しようと思った理由はいくつかあります。

 

 

和風の音楽が好き 

一番最初に思ったことはやっぱり和風の楽曲が好きだということ。

昔から和風音楽 はよく聴いていて、特に和楽器バンドが大好きです。

 

大学の時にはバンドの曲を和風にアレンジしてほしいという依頼を受け、和楽器バンド風にアレンジしていたりしました。

 

和楽器が好き

考えてみれば和楽器の音って僕たち日本人の生活に昔から馴染みがありますよね。

 

学校でも太鼓や琴の授業があったりしますし、太鼓を作る授業とかを受けたことがある人もいるかと思います。

神社には木魚がありますし、お正月には有名な和風の楽曲が街中やテレビの中で鳴り響いていますよね。

 

和楽器というのはその音だけで日本人のDNAを呼び覚ますような効果があるように思います。

 

昨今の音楽市場では洋楽器が使われた音楽がほとんどだと思いますが、和楽器のもつ独特な旋律と響きにどこか郷愁を覚える人もいるのではないでしょうか。

 

僕は古くから培われてきた日本の伝統的な楽器の音が好きですし、もっと和楽器に焦点を当てても良いのかなと思います。

 

大学時代尺八を吹いていたことがある

尺八

ちなみに僕は大学時代に尺八を吹いていたことがあります。

 

和楽器の中でも特に尺八はピッチが定まらず音を自由に自分の吹き方で変えることができるので、

演奏者次第で音作りに無限の広がりが生まれるのではないかと思っており、そこがとても魅力的だと感じています。

 

また尺八は和風音楽では主旋律を奏でやすい楽器としても優秀で、静けさを感じる曲から激しさを感じる壮大な曲まで幅広い演奏に対応することができます。

 

しかし、尺八は音を鳴らすことがとても難しい楽器としても有名で、私も最初の頃は音がうまく出せず、曲を演奏することになんてもってのほかでした。

 

ですが1年から2年と続けるうちに簡単な曲なら演奏することができるようになり、尺八の音が好きになりました。

その結果今では尺八の音源を購入し、和風音楽の作曲に必ずと言っていいほど取り入れるようになりました。

 

和風インストを作っている人が意外と少ない

 

僕はこれまでM3などの音楽イベントに数回参加してきましたが、和風の音楽を作ってる人は極端に少ないです。

 

そもそも和風の音楽CDを制作しているひとが全体の10%にも満たない印象ですし、和風インストを作っている人は更に少ない印象です。

僕たちは日本人ですし、日本に馴染みのある和風の音楽がここまで少ないとは思ってもみませんでした。(皆さん洋風の音楽に憧れるんですかね?)

 

そういった状況なので、和風の音楽を作ることはある種ブルーオーシャンなのではないか?と思ったわけです。

 

ニッチではないけど、意外と母数が少ない分野で勝負することで自分たちの個性が際立つのではないかという考えです。

 

和風楽曲を聴きたい人が多い

また、和風楽曲を聴きたい人が多いのではないかと思ったのも理由の一つです。

 

僕自身が和風楽曲をもっとたくさん聴きたいという思いもあるのですが、もうひとつにM3に出展した時のエピソードがあります。

それM3で出展した時にCDを買ってくれたお客さんのほとんどが、TwitterやSNS経由ではなく実際に視聴して聴いてくれた人だったということです。

 

その時は予想を上回る売れ行きであっという間に完売してしまいました。

 

そのお客さんたちの反応から、和風楽曲は意外と求められているのではないかという結論に至りました。

 

和風インストはテレビなどの選曲で使う場面が多い

また以外かもしれませんが和風のインスト曲はテレビなどで使う機会が多いんです。

 

代表的なのがお正月ですね。

お正月はどこのテレビ局でも和風のBGMが流れていますよね。

 

年末年始等の祝い事が多い時期は特に日本人の伝統文化を意識した演出や楽曲の使用機会が極端に多いからです。

 

またテレビの番組内では和風のお店を紹介したり、京都などをめぐる旅番組などでも和風の楽曲が大活躍します。

 

和風インスト曲はそれだけテレビの選曲で使われる機会が多いのです。

 

テレビなどのメディアで自分の楽曲を売り出すことのできる会社に勤めている

僕は今テレビ番組などの音響効果の仕事をしています。

 

テレビ番組では皆さんが気づかないところで、たくさんの音楽が使われています。

そこで使われる音楽は、アニメやドラマのCDやJ-POPや洋楽など様々です。

 

僕はそれらの音楽から場面に合うものを選曲し、放送する仕事をしています。

 

また、僕の勤める会社ではそういったテレビ番組で使われる楽曲を実際に作ってもいます。

 

和の楽曲のレベルを上げるため、M3にて「和一閃」シリーズを企画

和二閃ジャケットデザイン

このサイトのタイトルでもあるのですが、僕は今「和一閃」という名前のコンピレーションアルバムを制作しています。

このアルバムは複数の作曲家に参加して制作している和風インストのみの楽曲に絞ったアルバムです。

 

只今「和一閃」「和二閃」と連続で制作していまして、今後M3等の音楽イベントに出展していく予定です。

 

こちらは放送局等で使用されても遜色ないクオリティーで仕上げられるようになることが目標です。

 

自身の作曲スキルの向上も目的にしていますので、日々本気でつくっています。

 

少しでも多くの人に自分の和風楽曲を聴いてほしい一心で鋭意製作中ですので、興味のある方は会場まで足を運んでいただけますと幸いです。

 

 

まとめ

今回は僕が何故和風楽曲を選んだかについて書かせていただきました。

 

今後は様々なバリエーションの和風楽曲のCDを制作してより多くの人に聴いて貰えるように努力していきたいですし、和風音楽の魅力に気づいてくれる人が増えれば幸いです。

 

 

 

  • この記事を書いた人

Toma

和一閃主催。 曲のクオリティを上げるため日々奮闘中。 普段は音響効果の仕事、今後は作曲も仕事にしていけるように頑張ります!

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