こんにちはTomaです。
和風音楽のコンピレーションアルバム「和一閃」の企画制作をやっています。
このコンピレーションアルバムでは毎年春と秋に催される音楽即売会「M3」に出展し、自主制作CDの販売をしています。
今回は昨年のM3秋に出展したときの反省点について書いていきたいと思います。
振り返ってみると数々の失敗をしていますので、これからM3に参加予定の方には同じ失敗をしないように、参考にしていただけるとうれしいです。
目次
M3出展後に反省した点
M3出展に関して失敗したと思っている部分はたくさんあります。
そのほとんどが、僕のリサーチ不足と準備不足でした。
しっかりと下調べをしてから参加すればよかったんですが、ぶっつけ本番で挑んでしまったのであとで相当後悔しましたw
後悔したことその①PCの充電不足
これは本当に致命的だと思うのですが、試聴用に持ってきたPCの充電をしっかりとしていなかったことです。
そのおかげでお客さんが曲を試聴している間に、PCが切れるという超恥ずかしい状況に陥ってしまい、結局途中から試聴はできませんというなんとも情けない状態に……w
試聴できないなんてお客さんにとってはどんな曲なのかのイメージすら掴むことができないので致命的ですよね。
しかも緊急のモバイルバッテリーすらも持っておらず充電用のコードもありませんでした……。
これが一番の反省点だと思います。
次に参加する時は、充電用のコードとモバイルバッテリーを準備することをイベントの神様に誓いました。
後悔したことその②十分なお釣りの準備が出来ていなかった
M3は即売会なので、お客さんが直にお金を払ってCDを買ってくれます。
そんな中諭吉や樋口を使う人が意外と多く、あっという間にお釣りが足りなくなってしまいました。(特に1000円札)
まさかこんなにあっという間に1000円札が出ていくとも思わず、小銭も足りず、万札で払う人が意外と多かったことも予想できなかったのです。
Twitterを見て買いに来てくれたお客さんがいたのですが、お釣りが払えなかったため「後でまた来てください」と頼むというなんとも情けない状態に……w
「どうせみんな細かいお金を用意してるし、ちゃんとぴったり払ってくれるよな」
「まさか諭吉で払う人なんているわけないだろう」
そんな風に高を括っていたことが仇となりました。(頼むから野口で払ってくれ〜)
後悔したことその③のぼりのポスター印刷を忘れた
お次はその時に出したCDのジャケットのポスターを印刷して持ってくるの忘れたことです。
実際に会場に足を運んでみたら分かるとは思うんですが、ジャケットのイラストなどのポスターをブースの後ろに飾っているサークルがとても多いです。
これはジャケットイラストなどが目立つように設置してあると、お客さんの目を引く効果もありますし、なによりサークルの場所がわかりやすいからだと思うんです。
しかし、僕はそんなことは全く知らずにポスターのことなんて頭の片隅にもありませんでした。
その結果、お客さんへのアイキャッチが足りず、ブースに立ち寄ってくれた人が思いの外少なかったように思います。(わりとみんなスルーしていったような記憶が……)
次回からはアイキャッチ用のポスターを忘れずに持ってこようと思います。
後悔したことその④CD立てを買っておかなかった
ほとんどのサークルの人達が自分達のブースにCD立てを置いて、CDを陳列していると思うんですが、僕はCD立てを買っておかなかったので、ダンボールの工作でCDを並べていましたww
傍から見ると、手作り感の漂うDIYなブースに見えたことだろうと思います。
最近は手作り思考な人が一定数いるとはいえ適当なレイアウトだったと反省しているので次回はCDを立てるものを買おうと思いました。
後悔したことその⑤名刺を作っておかなかったこと
あとで気づいたのですが、名刺を作るの忘れていました。
会社用の名刺は持っていたのですが、ペンネームが入った個人の活動用の名刺を作るのを忘れてしまいました。
他のブースの方たちは自分たちの名刺をさりげなく置いていたりして、
自分のTwitterや連絡先がお客さんに伝わるように配慮されてました。
せっかく作品を販売しに来ているのに、自分の名前を知ってもらう機会が少し減ってしまったのかなと思いました。
次回参加時は名刺必須ですね。
後悔したことその⑥タブレット端末を持っていかなかった
イベントに参加している他の方のブースを見てみると、最近はiPadなどのタブレット端末で曲を再生している人が多いようですね。
タブレットならお客さんも直感的には曲を選ぶことができます、ノートPCよりも視聴してもらいやすいのかなと感じました。
次はiPad持参で行きたいと思います。
後悔したことその⑦CDの枚数が足らなかった
これは予想外の結果だったのですが、今回M3に持って行った新譜「和一閃」は20枚でした。
当初はこれも売れ残ると予想しての枚数だったのですが、開始3時間ほどで完売し、残りの時間は旧譜のみの販売となってしまいました。
ペースを考えると30枚以上いったのでは?と思っています。
しかしこれは自信に繋がったポイントでもありました。
CDが自分の予想を超えて売れたということです。
ちなみに次回の目標は50枚を売り捌くことです。
後悔したことその⑧ 100%納得できるものに仕上げられなかったこと
やはり作曲で自分たちのアルバムを制作する中で、クオリティが一番気になる部分です。
今回の「和一閃」も自分の中での全力 を出して制作したことは事実ですが、やはり周りの高いレベルの作品に比べ劣っている箇所は物凄く多いと感じました。
特に自分の中で永遠に致命傷なのが、「ミックス」「マスタリング技術」です。
音の質がまだまだ素人感があるので、次回はそこを特に意識してレベルアップを感じるクオリティに仕上げたいです。
またコード理論やピアノ演奏など、これまでコツコツ続けてきたことは今後も継続し、作曲に活かしていこうと思います。
まとめ
今回はM3出展後に僕が後悔したことについて、反省の意味も込めて紹介してみました。
思えば完全に黒歴史ですねw
前回の反省を生かし、次からはしっかりとしたブースのレイアウトでお客さんにCDを売っていきたいと思います。
またM3に初参加するサークルの人が僕のような失敗をしないように、この記事を参考にしてもらえると嬉しいです。