こんにちは!
楠木あやか(@Kusunoki_Ayaka)です。
普段はYouTubeにエレクトーンの演奏動画やオリジナル楽曲を投稿しています!
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突然ですが皆さんはどのくらい音楽理論の勉強をされているでしょうか。
「もっといい曲を作りたい。」
「もっとイメージにハマる和音に置き換えたい。」
そう思うことってありませんか?
今回は「音符と休符について その1」です。
今後に大変役立つ知識となりますので、現状困っていなくても
作曲をする上で必要とされるものなので学習しておきましょう。
また、今までなんとなく譜読みしていた、
音符と休符についてしっかり理解したい方も一緒に学習しましょう。
できるだけ内容は詰めすぎず、丁寧に説明していきたいと考えてますので
続けて読み進めていただければと思います。
音符と休符 その1
音符と休符ってわかっているようでわかっていないことってありませんか?
特にDTMから作曲を始めたひとには音符の意味など知らなくてもなんとかなってしまい、
理解しないまま進めてしまっている方もいるのではないでしょうか?
譜面を見て演奏する人でしたら、
作曲家が意図した音の長さ、休符の長さを守って得られたはずの雰囲気と違う演奏になってしまいます。
ここでしっかりと理解していきましょう。
音符とは?
音符は形によって音の長さを表すものです。
今までの記事に楽譜が出てきたと思いますが音符の形、名前、長さを把握しましょう。
♩を1拍とした場合、以下のようにまとめることができます。
下の図について
全音符は二分音符が2つ入る大きさ、二分音符1つは四分音符2つ入る大きさ…
という分岐を示したものです。
音符の部品には名前がついています。
※実際の演奏では「たま(符頭)」「はた(符鉤)」「けた(連鉤)」の把握は必須となります。
下の図、左の単体で置かれた音符は長さを把握するのに大変苦労しますが
「はた(符鉤)」が連続している場合、
「けた(連鉤)」で繋げることができますので右のような譜面になります。
拍とリズムの関係がとてもすっきりとした印象で読みやすい、わかりやすいものになりましたね。
休符とは?
休符は休みの長さを表すものです。
休符もこれまでの楽譜に出てきていました。
ここで休符の形、名前、長さを把握しましょう。
♩を1拍とした場合、以下のようにまとめることができます。
下の図について
全休符は二分休符が2つ入る大きさ、二分休符1つは四分休符2つ入る大きさ…
という分岐を示したものです。
※全休符は全音符と同じ長さですが、1小節間全部を休む場合は拍数に関係なく使用できます。
(小節の単位については後日改めて説明します)
補足説明
音符・休符の図では四分音符を1拍として数えましたが、
実際にはそれ以外の音符を1拍と数えるものが存在します。
この時、長さの割合は変わらないというのをしっかり把握しておきましょう。
また、音符を使用した図になっていますが休符に置き換えて考えてみましょう。
問題
最後に今回の内容が理解できているか確認しましょう。
解答と解説もこの記事ありますので答え合わせを行いましょう。
問題1
音符・休符の足し算、引き算です。
♩を1とした時、答えの長さに該当する音符、または休符を枠の中から選びましょう。
解答選択肢
問題2
バラバラになっている「はた(符鉤)」を1拍の大きさになるよう、
けた(連鉤)を使ってまとめてみましょう。
解答・解説
問題1
ここでは音符と休符の区別、音の長さを把握できているかの確認問題です。
①音符同士の足し算です。
四分音符を1とした時、
数字に置き換えると1+1になります。
解答は「2」となるので2の長さに該当する二分音符が答えになります。
②音符同士の引き算です。
四分音符を1とした時、
全音符は4、二分音符は2ですので4ー2になります。
解答は「2」となるので2の長さに該当する二分音符が答えになります。
③音符同士の足し算です。
四分音符を1とした時、
数字に置き換えると2+1+1になります。
解答は「4」となるので4の長さに該当する全音符が答えになります。
④休符同士の足し算です。
四分音符を1とした時、これと同じ長さの休符は四分休符です。
四分休符を1とした時、
数字に置き換えると0.5+0.5になります。
解答は「1」となるので1の長さに該当する四分休符が答えになります。
⑤休符同士の足し算です。
四分音符を1とした時、これと同じ長さの休符は四分休符です。
四分休符を1とした時、
数字に置き換えると1+1になります。
解答は「2」となるので2の長さに該当する二分休符が答えになります。
⑥休符同士の引き算です。
四分音符を1とした時、これと同じ長さの休符は四分休符です。
四分休符を1とした時、
数字に置き換えると1ー0.5になります。
解答は「0.5」となるので0.5の長さに該当する八分休符が答えになります。
問題2
ここでは正しく音符をけたで繋げて、拍とリズムの関係を整理することができるかの確認問題です。
考え方は以下の通りです。
まとめ
今回は音符と休符の形、名前、長さについて触れました。
理解できましたでしょうか?
できる限り記事ごとに問題を出そうと思っています。
自分の理解度を把握し、不明点を残さないようにしていきましょう。
次回は「付点音符・付点休符について」取り上げます。
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<音楽理論初心者向け>音符と休符 その2
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